第2の手掛かりからの新情報

七王周年はたしかに生物兵器の研究により多額の報酬を得ていたようだ。しかし記録によると、そのほとんどを七王は戦争孤児のために寄付をしている。生物兵器の研究についても、自ら進んでしていたわけではなく、保安庁にパートナーを人質に取られていたからのようだ。七王のパートナーは病気にかかっており、国内で唯一その病気を治療することのできる保安庁の病院に入院していたのだ。

セブンティツー
「そんな人物がウィルス流出に関与したとは思えないな。では次は最初の感染者となる人間の自宅に行ってほしい。どんな人間なのか、なぜ最初の感染者となったのかを調べるのだ」


第3のなぞ 色の中の序列のなぞ

飯能市を代表する名勝、割岩橋(われいわばし)。夜にはライトアップされ、幻想的な表情を見せる。
下の文章の意味を読み解き、答えを導き出せ。

「今は桃色のライトアップが割岩橋を表している。水色のライトアップが割岩橋を表すときの、①②③が答え。答えはカタカナ3文字」


~最初の感染者宅にて~

2023年の記録にある最初の感染者は、リドルという他国籍の男だった。

その家に行き玄関を叩いたが出てくる様子はなく、仕方なく裏に回って見ると中から男の声が聞こえてきた。

「はい、ウィルスの場所は特定しました。密輸の準備も整っております。予定通り、本日の夜に決行します」

 リドルが犯人だったとは。今取り押さえてしまえば全てが解決するのでは…

セブンティツー
「今踏み込むのは危険だ。今の手掛かりは奴しかいない。他にも協力者がいるかもしれないし、捕まえようとして自害されては困る。何より君が危険にさらされる。ここは泳がすんだ」

 裏庭で様子を見ていると、リドルは白衣を手に取り、外に出ていった。

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