第3の手掛かりからの新情報

リドルはどうやら某国の諜報員のようだ。そして感染症研究所の研究員として潜伏している。リドルがウィルス流出の真の原因と考えて間違いなさそうだ。

セブンティツー
「リドルは今日中に感染症研究所のどこかにあるウィルスを手に入れて海外に持ち出そうとしている。ただそれを阻止するだけではなく、ウィルスの確保と破壊が必要だ。人類の命運はすべて君にかかっている。今すぐ感染症研究所に向かってくれ」


第4のなぞ 入れ替えて並べて読むなぞ

飯能市は登山客にも人気の地域である。
①~⑥の同じ数字の部分には同じ漢字の部品が入るとき、
アルファベットに入るひらがなをアルファベット順に読め。


~感染症研究所にて~

もう時間がない。こうなれば七王周年の良心を信じて、リドルのことを直接糾弾するしかない。
感染症研究所の受付を介して所長室に通されると、女性の所長が座っていた。

七王周年
「私がななおうあまねです。ご要件は?」

「セブンティツー!?」

つい声に出てしまった。
なぜなら七王周年はセブンティツーと同じ顔をしているからだ。
七王が50~60代の風貌であることを除いて。

七王周年
「セブンティツーとはなにかの暗号?まさかあなたが…保安庁の忠告は本当だったのね…」

「え?いえ私はウィルスの流出を防ぐために…」

七王周年
「やはり…実は保安庁からうちにスパイがいると連絡があったんです。ウィルスのことは誰も知らない。でもあなたはそれを知っている…」

七王はセブンティツーのことは本当に知らないようだ。
仕方なくこれまでのイキサツを説明していると、突然警報が鳴り響いた。

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