セブンティツーと名乗る女性からの交信が終わると、目を開けていられないほどの強い光がスマートフォンから発された。
まぶた越しに光が消えたことを感じ目を開けると、そこは白黒写真でしか見たことのないような場所だった。
しばらく状況が飲み込めないでいると、手に握られたままのスマートフォンから声が聞こえる。
「無事に70年前の飯能に行けたようね。では、まずは人の集まっている場所にいって聞き込みを行ってほしい」
なんにしてもなにか行動を起こさなければ先に進まなさそうだ。まずは商店街で聞き込みを行うことにした。
第1のなぞ とある数字等のなぞ
飯能市の名産・名所についてのとある数字。
名称と数字の間にある関係性を推察し答えを導き出せ。
~商店街にて~
あなたはまず商店街での聞き込みを行なった。そこでこんな情報が得られた。
町の住人
「このまちには感染症研究所があるんだけどね。なにやら厚生大臣が出入りしてるらしくてね。保安庁(現防衛省)のお偉いさんと一緒によ。こんなへんぴな町になんの用があるのかねぇ」
セブンティツー
「保安庁…なにかにおうな。ん?こちらの手元にある事件の情報が書き直されている!君が情報を得た事で少し歴史が変わったのかもしれない。君の端末に情報を送る。次の行先もその情報に添付するので確認されたし」
どうやらこちらでの活動が未来に残される情報に影響を与えるようだ。