「70年前の飯能からの脱出」最終問題のこたえ・全体解説

このたびは飯能商工会議所主催、飯能市市制施行70周年記念・飯能商工会議所創立70周年記念事業「ななまるまつり」内のなぞときイベント「70年前の飯能からの脱出」にご参加いただきありがとうございました。

このページでは、最終問題のこたえと全体を通した解説を行いますので、ネタバレ注意です。

トップページのヒント

まちなかに設置された5つのなぞを解き、ウィルスの流出を阻止すると、今度は現代への脱出ゲートを探すミッションが始まりました。しかし、明確ななぞは出題されず、ただ「今まで見てきたものの中にヒントがある」とだけ示されました。

一番最初に出てくるヒントは、イベント公式サイトトップページの画像でした。(下の画像はイベント当時のものです。現在はweb完結型のなぞに変更したため、トップページの画像は変更しております。)

黒い文字で書かれている言葉については、なぞ1~5のヒントとなっているものが多いです。

NOVEMBER・・・第2の謎のアルファベット配列1行目のヒント
弥生・・・ 第2の謎のアルファベット配列2行目のヒント
子・・・ 第2の謎のアルファベット配列3行目のヒント
「からの」の背景の星座マーク・・・ 第2の謎のアルファベット配列4行目のヒント
「脱出」の背景の数字という文字・・・ 第2の謎のアルファベット配列5行目のヒント
天覚山・むし・・・第4のなぞのヒント。二つ目の飯能の名山は天覚山。⑥には虫が入りました。
十字の□・飯能河原・すいーとん・anniversary・ALPHABETは特にヒントにはなっていないダミー

イキサツ・7つの四角と矢印・色のついた数字等の文字・七曜・GIOZについては後述します。

5つのなぞのタイトル

5つのなぞにはそれぞれそのなぞの内容を示しているようなタイトルがつけられていました。

第1のなぞ・・・とある数字等のなぞ
第2のなぞ・・・地図のおける暗号のなぞ
第3のなぞ・・・色の中の序列のなぞ
第4のなぞ・・・入れ替えて並べて読むなぞ
第5のなぞ・・・十字の交点のなぞ

このタイトルは実は最終問題のヒントとなっています。

とある数字等→トップページの画像の色のついた数字やQRという文字を表す
地図における暗号→地図を使った暗号が最終問題だという示唆(地図と言っているのに文字の羅列であったことに違和感を感じていただければ)
色の中の序列→色のついた数字やQRという文字にはある序列がある
入れ替えて並べて読む→その序列に従って数字やQRという文字を並べて読む
十字の交点→地図を使った暗号で十字の交点と言えば・・・

ここに「イキサツ」というヒントを見てみます。イキサツは漢字で経緯と書きます。けいいとも読みます。
これは「経度」「緯度」を示唆するヒントでした。なぞ4のストーリーの文章内にもイキサツという言葉が出てきます。
つまり、色のついた数字をある序列に従って並べ替えると、経度緯度を示す数字となり、その場所に設置してあるQRコードを読み取れ、という指令だったのです。

数字の序列とは

ではある序列とは何か。そのヒントは第1・第3・第4・第5のなぞに隠されていました。

まず第1のなぞでは、割岩橋の竣工日が「水」色で昭和60年3月20日と書いてありますが、この日は「水」曜日です。
第3のなぞでは、ライトアップの色に関してピンクではなく「桃」色、「水」色と書いてありました。
第4のなぞでは、羅列された漢字のうち七角形に囲まれたものはすべて「曜日」を表す漢字となっており、トップページの画像のヒント「七曜」もこれにつながります。(ちなみに羅列された漢字の中で丸の中の漢字はすべて①②③⑤⑥に入る漢字のヒントでした)
第5のなぞでは、火という漢字が「灰」色で、月という漢字が「青」色で、土という漢字が「赤」色で、日という漢字が「白」色で書かれています。逆に羊という漢字は黄色い四角に囲まれていても黒で書かれています。

月→青
火→灰
水→水
木→桃
金→銀
土→赤
日→白

つまり、トップページ画像の色のついた数字やQRという文字のそれぞれの色は「曜日」に対応してるということです。

こう見ると、色を示す漢字の一部に曜日を表す漢字が入っていることが分かります。ただし、週が月曜から始まるとは限りません。どの色が最初なのかを決めるのは、トップページ画像のヒント、7つの四角と矢印の図でした。

その画像を見ると1番目の四角の矢印は下向き、2番目は右下向き、3番目は矢印でなく点・・・これは色を示す漢字の中のどの部分に曜日を表す漢字が入っているかを表していて、対応させていくと一番目は月→青を表していることが分かり、数字を並べる順番は青灰水桃銀赤白であることが分かります。

その順番に数字等を並べると、「35.85414,139.31726QR」となります。これが緯度経度と、その場所に設置してあるQRコードを読むことを示しています。この数字をスマートフォンのマップアプリに入力すると場所が分かり、その場所に行ってQRコードを読み取ると脱出ゲートを開けるパスワード「70escape」が分かる、という最終問題でした。

(更新)web完結型に変更した後は、上記の「QR」の部分が「店名」となっています。緯度経度が表すポイントに面するお店の店名「kofka」がパスワードになります。

最終問題のあとに

最後にテレビに出てきた飯能市長ですが、最後に彼女がテレビを通してあなたに伝えた暗号について解説します。

「1の9、5の8、4の9、3の8、4の1、2の4、4の4、5の8、4の9、1の3、4の9、2の3、4の1」

これは第2のなぞの5×12のアルファベットに対応したものです。

これを順番に読むと、SEIHOUKEIMIYO→せいほうけいみよ→正方形見よ、となります。
正方形とはなにか。第4のなぞに羅列されていた漢字の中に正方形のものがありました。
それを左上から順番に拾っていくと、津議野人夢和二丸壱旧、となります。
トップページ画像のGIOZをデジタル数字化して180度回転させると…

「2本あったアンプルのもう1本はどこにいったのか」
真実はあなたの想像力の中に・・・

・この物語はフィクションであり、実際の人物・団体・自治体・政府・国とは一切関係がありません。また、SF要素においてのつじつまが合わない部分に関しては目をつぶってくださいますようお願いいたします。。。

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